自分と向き合う

みこしです。余裕がなくなると、忙しいとなかなか自分とじっくり向き合う時間がなくなり、気持ちが焦ったり、自分自身を見失いないがちです。という精神的な話ではなく、ただただ自分と向き合ってきた話なんですが。

私は自分の髪を自分でカットしていた時期がありました。バリカンで丸坊主とかいうわけではなく、ハサミで気になるところをカットする。そもそも直毛で、まっすぐな髪質でした。小学校、中学校は丸坊主していましたが、サイドが伸びてくると横にまっすぐ伸び気持ち悪くサイドをカットする。高校生になってからもある程度伸びてくるまでは気になるとサイドは自分でカット。鏡をじっとみながら自分と向き合っていました。

大学生になると沖縄から東京へ。物価が高いことや大学生なんて髪型を気にすることもあまりなく、失敗したら理容室へ行けばいいと開きなおり、すきバサミも購入し浴室で鏡と向き合いながら髪を自分で切るようになりました。当時は100円均一もなく、西友で2000円近くですきバサミを購入した記憶です。

そんなこんなで社会人になってからも変わらず、20代はずっと自分でカットしていました。無駄な時間のようにも感じますが気持ちにも余裕があったんだと思います。

美容室に行くようになったのは30代から。嫁さんと付き合うようになり、嫁さんのリクエストに応えしぶしぶ美容室へ。他人に刃物を持たれて背後から突きつけられる緊張感は正直気持ちがいいものではありませんでした。カットしてもらっても髪質から結局整髪料でセットしなければならず、整髪料も髪に負けてしまい長時間はキープできず。美容室を変えて、いま通っている美容室は、髪質がだんだん変化してきて元気がなくなり、整髪料で調整できるようになってきたこともあるとは思いますが、毎回満足するカットをしてもらっています。

そんななか、美容師さんが出産でしばらくカットしてもらえない状況に。ふたたび、浴室でカットしています。ひさしぶりに自分と向き合う時間ができて、なんだか気持ちにも余裕がでてきたような気もします。白髪ふえたなぁ。

そろそろ美容師さんもお仕事復帰するかと思うので、今月中にはカットしてもらいたいな。