絆のたしかめ

家族

みこしです。今日は仕事を休んで嫁さんかたの親戚とゆっくり時間を過ごしました。嫁さんと結婚することがなければ話す機会すらなかった人たちと、まるで昔から仲良くしていたような付き合いをしているのは少し不思議な感覚で、しかも居心地が良く。私の子供たちのこともとても可愛がってくれて、これは嫁さんが生んだ子供だから当たり前なのかもしれないが、それもなんだか不思議な感覚。

談笑し、近況を報告しあい、他愛もない話をし、昔話をし。昔話はさすがにわからないことばかりでしたが。そこに座って話を聞いているだけで、嫁さんとこの親戚の状況がうっすらと理解でき整理される。コロナ禍でなかなか集まることができない近頃では、私の親戚の近々の状況もなかなか入ってこず、やはり血縁コミュニティーといえど、定期的に集まらないと疎遠になっていきコミュニティーの崩壊まではいかないものの、その繋がりの強さというのは弱まっていくのではと心配になります。

情報が重要視されていることで、情報さえあれば万能のようなイメージを持ってしまいますが、コミュニティーとしての強さは情報ではなく、そのコミュニティーにいてもいいんだという安心感、何もできなくても大切な人なんだと思われている居心地の良さ、無駄なことを楽しめる余裕とかそういうもんなんだろうなと思いました。

こういったコミュニティーがあることで、他のところでも頑張れたり、嫌なことがあっても逃げ場になってくれたりするんだろうなと。これがある人とない人とでは、個人にかかる負担がぜんぜん違うんだろうと。生まれ持って得ることができた血縁というコミュニティー、結婚することで得たもう1つの血縁コミュニティーを大事にして、子供たちにも引き継いでいきたいなと思う。私の一生だけではなく、子供の一生にも関わることだ。

だから、仕事を休んだという言い訳のようにも捉えられるが、それもまた仕事に対して継続して取り組むことができる要素なんだと思う。そんなにみんな強くない。

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