インプットかアウトプットか

おしごと

仕事を進めるというのは、アウトプットが大事だ。てか、アウトプットなしでは進まない。書類なのか行動なのかアウトプットの形もいろいろあるが、インプットもアウトプットのための作業にすぎないと思う。

私はアウトプットするのが苦手だ。特に書類関係は自分ひとりではアウトプットまでたどり着けない。たたき台を作ることは好きなほうで、課題を洗い出していろいろ考えて、こんなこと出来たらいいんじゃないかとか1人妄想にふける。で、アウトプットできないまま終わる。そして、また期間があくと同じようなことを繰り返すという時間かかって何も進まないパターンだ。ただ、いろいろ考えるので自分のなかでの整理は進む。国語が苦手というのもあって、書類として纏めきれないというのもあるし、絶対とか必ずというのは、有りえないという考えから曖昧な表現でしか表わすことができない。それだと、アウトプットとしては形にならない。数字好き、理系だからだろうか、100%じゃないものを断言することに抵抗があるし、表現力でカバーできない。

なので、最近はたたき台だけ作って関係者にばらまく手法を取っているが、ばらまかれたほうにとっても迷惑な話だとは思う。ただ、課題としては共有して考えていきたいのだ。私では答え出せないし。進めるためのアウトプットを作れない。

インプットにも時間がかかる。資料は文章でかかれており、理解するのに時間がかかり、反芻しなければならない。これが表で数字が並んでいるものはたぶん他の人と同じようにインプットできると思う。数字を読むのが好きなんだろうし、その数字が何を表しているのかを考えて数字の意味や位置づけを整理するというのは、長けているのかもしれない。

事業の将来像やビジョンを考えるうえでは、今までの経緯を理解する必要があると思っているのだが、その事業の歴史や検討された内容が多いほど、インプットに時間がかかる。だが、急ぎの業務であったとしてもインプットなしでアウトプットを描いていいのだろうか。

アウトプット、苦手なことは誰かに任せていいアウトプットにつながるようなパスを出せるようインプットをがんばってみよう。

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