目標と達成と責任

おしごと

みこしです。目標については各々違った認識を持っていると感じます。もちろん達成に向けて取り組むものというのは共通しているのだと思う。達成出来るか出来ないかはいろいろな条件によるところもあるが、そもそもどんなことをしても達成が難しい目標もある。そんなとき目標をどうするべきか。

達成できないような高い目標を掲げ、達成できないにせよ、出来るだけ高い結果を求めるというのもあるでしょうし、達成できそうな目標を掲げ着実に達成し計画通りに進めるというのもあるでしょう。

どちらも有りだと思いますが、そこで出てくるのは責任かと思います。結果がすべてとも思いませんし、挑戦して失敗が出来る土壌があったほうが人材育成にも良い環境だと言えると思う。そういう環境では、目標を達成出来なくてもその目標を与えられた管理職(責任者)は責任を取らされることはないのでしょう。減給もボーナスカットも僻地への異動も降格もクビもない、目標達成できなかった翌日からも今までと同じ待遇、環境のなか働ける。そんな会社なんでしょう。

または、目標達成できないことで管理職(責任者)が責任を取り、異動や降格や減給はたまたクビになるとなると、達成するために管理職(責任者)は必死になり、過剰に部下を指導し追い込むことにもなるかもしれません。または達成できるような目標を立てて無難に業務を遂行することが当たり前になるのかもしれない。ただし、目標達成のための必死さというのは、挑戦して失敗してもいいという環境よりは高まると思う。高まりすぎて冷静な判断ができないかもしれないが。

会社として、どっちの環境なのかというのは社員が共通認識を持てるような方針を明確に明文化してあげたほうがいいと思う。それが無いと職場の雰囲気やそのときの責任者によって変わる可能性もあり、そうなると部署ごとに当たり外れや仕事に対する姿勢が変わってくる。どんな部署か知らないと不幸な人事異動となってしまうこともあるだろう。

失敗してもいいから高い目標に挑戦しろなのか、目標は必達なのか、それが問題だ。というか出来ることしか出来ないので、目標とはなんなのか、目標として適正なのかということも問題だろう。

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